元亀年間
(1570〜72)四ツ谷村市兵衛の創建にかかり、浄土宗大善寺(八王子市)の末寺として建立されました。開山は願譽門悦で、本尊は阿弥陀如来です。
宝暦
13年(1763)10月26日類焼の厄に遇い、8年後の明和8年(1771)10月第12世根譽的善によって本堂(現在の本堂)及び庫裡が再建され、現在に至っています。
境内には江戸時代、座間市内で最も早く寺子屋を開いて近在の子弟の教育をしたといわれる師匠・保田安兵衛(鳥取県出身)の墓碑(座間市指定重要文化財)。また、建立年時不詳の碑『先立ちて有縁の友をまちやせん、一蓮托生願う浄土寺』が建てられ、浄土への道しるべとなっています。