龍源院辨戝天は二世実州存貞大和尚延宝元年(1673)が堂宇改築の折、ある夜夢枕に立った一匹の白蛇のお告げにより、財宝・五穀豊穣を祈念して造立したと言われています。
 時に寛永13年(1636)のことで、お辨天さまのお使いである蛇の頭部にあごひげを蓄えた翁の頭がのった石橡で、蛇は五重にとぐろを巻いています。底辺は128p、重さ約940sといわれ、当時は裏山の洞窟に祀られて、ローソクをともして奥深く入る様な状態でしたが、しだいに土が崩れ全体の半分近くが土に埋もれてしまっていました。
 そこで、昭和52年巳の年に二十五世喜洲通玄大和尚が東側の清水の湧き出る源に安置しました。
交  通
JR相模線 入谷駅下車7分
小田急線 座間駅(東口)から相武台下駅行き・座間四ツ谷行きバス「鈴鹿」下車2分
       座間駅(西口)下車10分
鈴鹿明神奥
所在地
座間市入谷1−3530
050−3768−2032